4人の障がいをもつ方が自立して日常生活を営むことができるよう支援するための住宅です。
個室群・執務室群・水廻り群の3つをバラバラに配置し、そのスキマにリビングや ダイニングといった共用スペースを設けています。
角度の変わった壁は方向性をなくし、さらにアールの壁は廊下とリビングやダイニングとの境界をあいまいにしています。緩やかに視界をさえぎられた共用スペースは気配を感じながらも一人になれる居場所をつくりだします。
それぞれが思い思いに暮らせる「いえ」を計画しました。