本施設は救急クリニックとして使われていた建物を障害のある方の通所作業所として再生したものです。
利用者が迷わず移動でき、スタッフが見守りや支援を行いやすいレイアウトとすることで、日々の運用がスムーズになるよう工夫しています。また、医療施設特有の無機質な印象をやわらげるため、内装には木の素材感や落ち着いた色合いを取り入れ、自然光や風が感じられるよう開口部の調整も行いました。
既存建物の構造や設備を活かしながら、新しい用途に合わせて空間構成を見直し、安心して過ごせる環境づくりを行いました。